コピー用紙は、何を印刷するかで白さを決め、月に使う枚数から冊数を決め、最後に自宅に届く出品かを確かめると失敗しにくい消耗品です。この記事では、A4の白いコピー用紙10商品を1枚あたりの単価で比較しました。価格と単価はページ上部の比較表(自動更新)でご確認ください。

同じ「コピー用紙」でも、商品ページの白色度は約70%の再生紙から95%の高白色まで幅があり、箱の重さも20kgを超えるものがあります。単価だけで選ぶと「思ったより色が暗い」「玄関から動かせない」となりやすいので、比較表の前に見ておきたい点をまとめました。

この記事で比べたコピー用紙の範囲

単価の比較に意味が出るよう、次の条件で絞りました。

  • A4サイズの白い普通紙で、500枚の束(1冊)を単位に売られている
  • 個人の住所に届けられる(法人名・屋号あて限定の出品と、法人限定の出品は外した)
  • 1つの商品ページで枚数を選ぶ形の出品は外した(選ぶ枚数で価格が変わり、単価を正しく比べられないため)
  • 同じブランドは2商品まで

色上質紙・厚紙・写真用紙・わら半紙、A3やB5などの別サイズ、100枚前後の小分けパックは扱っていません。

白色度・坪量・紙厚の3つの数字を読む

コピー用紙の商品ページには、たいてい3つの数字が書かれています。見る順番は、白色度、坪量、紙厚です。

白色度は「紙の白さ」

数字が大きいほど白い紙です。90%以上は「高白色」と呼ばれ、80%台は自然な白さの標準的なタイプ、古紙を多く使った再生紙はさらに落ち着いた色になる傾向があります。白い紙ほどカラーのグラフや写真の色が映えやすく、文字が中心の書類なら80%台でも困ることはあまりありません。

坪量は「1m²あたりの重さ」

富士フイルムビジネスイノベーションの解説では、一般的なコピー用紙の坪量は64〜68g/m²とされています。坪量が大きいほど紙は厚くなる傾向があるので、厚みの目安として読めます。

紙厚は0.09mm前後が標準

紙厚はそのままの厚さで、0.09mmは90μmと書かれます。コピー用紙どうしの差はわずかなので、紙厚だけで選ぶ必要はあまりありません。

コピー用紙の選び方の図。①何を印刷するか:文字が中心の書類なら標準白色(白色度80%台。社内資料・下書き)、カラーや社外に渡す資料なら高白色(白色度90%以上。グラフ・配布資料)、環境配慮が条件なら再生紙(古紙パルプの配合率と適合表示を確かめる)。②月に何枚使うか:月100枚以下なら1冊500枚(送料を足して比べる)、月200枚くらいからは5冊の箱(2500枚で約1年分)、月400枚くらいからは10冊の箱(5000枚で約1年分)。③注文の前に確かめる:届け先は法人名・屋号あて限定の出品ではないか、送料は単価に入らないので合計で比べる、重さは10冊の箱で20kgを超えるので置き場所まで運べるか。どれを選んでも、湿気を避け、立てかけず平らに保管する。
用途で白さを決め、月の枚数で冊数を決めてから、届け先・送料・重さを確かめる

比較表の読み分け:白さと原料で分ける

上部の比較表には、白さや原料の違う紙が同じ単価の順に並びます。単価は同じグループの中で比べてください。

商品名・商品ページの目印グループ向いている使い方
「高白色」「白色度90%以上」高白色カラー印刷、社外に渡す資料、配布物
「スタンダード」「マルチ」など白色度80%台標準白色文字中心の書類、社内資料、下書き
「リサイクル」「再生紙」「古紙パルプ配合」再生紙環境への配慮が条件の職場、資源を意識したい家庭
「国産」「日本製」国産生産国を重視したい場合
「1冊」「500枚」少量家庭での少ない印刷、新しい紙のお試し

比較表の単価に送料は入っていません。箱入りは送料込みの出品が多い一方で、1冊売りは送料別の出品が多いので、1冊売りは注文画面の合計額で比べてください。

再生紙についている「グリーン購入法適合」は、国などの機関が物品を調達するときの基準に合うことを示す表示です。環境省の資料では、国等の調達で古紙パルプ配合率100%のコピー用紙を最優先で調達する方針が示されています。職場で指定があるときは、配合率と適合の表示を商品ページで確かめてください。

何冊買うかは「月に使う枚数」から逆算する

コピー用紙は1冊500枚で、箱入りは5冊(2500枚)か10冊(5000枚)が中心です。箱の枚数を月に使う枚数で割ると、使い切るまでの月数が分かります。

月に使う枚数1冊(500枚)5冊の箱(2500枚)10冊の箱(5000枚)
50枚10か月約4年約8年
100枚5か月約2年約4年
200枚2〜3か月約1年約2年
500枚1か月5か月10か月

紙は湿気を吸うので、1年くらいで使い切れる量を目安にすると安心です。単価が少し下がっても、使い切るまで何年もかかる箱は置き場所と保管の手間のほうが大きくなります。

重さも見落としやすい点です。坪量67g/m²のA4用紙なら、計算上は1冊で約2kg、5冊で約10kg、10冊で約21kgになります。玄関から別の部屋やマンションの上の階へ運ぶなら、5冊の箱か、冊ごとに分けて運べるかを考えておきましょう。

どこで買うと安い?近くの店とネットの使い分け

急いでいるときや少しだけほしいときは、コンビニ、100円ショップ、ホームセンターが便利です。ただし少ない枚数のパックは、箱入りより1枚あたりが高くなりやすいです。

毎月使うなら、箱で買って玄関まで届けてもらうほうが、重い紙を持ち帰る手間もなくなります。ただし価格は時期によって動き、近くの店の特売のほうが安いこともあります。買い足すたびに、1枚あたりの単価を比べるのがおすすめです。

履歴書・写真・両面印刷はコピー用紙で足りる?

コピー用紙で足りるかどうかは、印刷するものによって変わります。

履歴書

応募先に用紙の指定がなければ、印刷には使えます。ただし「普通紙で問題ない」とする案内と「厚めの上質紙が無難」とする案内があり、見解は分かれています。手渡しや郵送で見た目を整えたいなら、履歴書用紙やコピー用紙より厚い上質紙を使うと安心です。

写真

確認用や下書きなら使えますが、仕上がりを重視するなら写真用紙を選びましょう。コピー用紙のような普通紙は、インクが紙に染み込みやすく、色が沈んで見えることがあります。

両面印刷

文字が中心なら問題になることは少ないです。画像やベタ塗りの多いページは裏に透けやすく、購入者のレビューにも画像の両面印刷は厳しいという声があります。透けが気になる書類は、坪量の大きい紙を少量試してから箱で買ってください。

買ったあとに多い失敗(購入者レビューから)

2026年10月に、楽天のコピー用紙のレビューを星1〜3を中心に読んだ傾向です。特定の商品の欠点ではなく、重い箱で届く紙に共通する失敗としてまとめました。

箱が破れて届き、紙の端が折れている

重い箱はバンドで縛って運ばれることがあり、輸送中に箱が破れたり、バンドが中の紙まで食い込んだりすることがあります。届いたらすぐに箱を開け、折れやシワのある冊がないかを確かめてください。折れた紙は紙詰まりの原因になるので、プリンターに入れずにショップへ相談しましょう。

法人名あての出品に個人名で注文してしまう

コピー用紙には、届け先の氏名に法人名や屋号の記載を求める出品や、法人限定の出品があります。自宅へ届けたいときは、注文の前に商品ページの説明と注意書きを読んでください。

紙を替えたら詰まりやすくなった

同じA4でも紙の厚さや表面の感じは銘柄で少しずつ違い、機器との相性が出ることがあります。業務で毎日使うプリンターなら、いきなり10冊の箱に替えず、1冊か5冊の箱で試してからまとめ買いすると失敗を減らせます。

注文のあとに紙が切れてしまう

配送には日数がかかることがあります。在庫が残り1冊になる前に頼むか、当日に必要な分は近くの店で買って間をつなぎましょう。

湿気で反らせない保管のしかた

コピー用紙は湿気に弱い消耗品です。キヤノンの解説では、用紙の四隅が3mm以上反っていたら給紙不良や紙詰まりにつながるおそれがあるとしています。

  • 給紙トレイに入れっぱなしにしない: 長く使わないときは、使う分だけセットする
  • 開封した残りは包み直す: 元の包装紙に戻すか、チャック付きの袋に入れて湿気を防ぐ
  • 立てかけず、平らに置く: 立てると折れや反りの原因になる
  • 湿気の少ない場所に置く: 風通しがよく、湿気がこもらない場所を選び、直射日光も避ける
  • 使う部屋に慣らす: 温度や湿度の違う場所に置いていた紙は、すぐ使うと紙詰まりの原因になることがある

反ってしまった普通紙は、表裏を逆にしてセットすると戻りやすくなります。

出典: 富士フイルムビジネスイノベーション「紙の厚さ(重さ)について」/キヤノン「湿気で紙詰まり!?プリント用紙の正しい保管法とは?」/キヤノン「用紙を取り扱うときの注意事項」/環境省「森林認証材・間伐材に係るクレジット方式運用ガイドライン」

場面別の選び分け

  • 家で月に数十枚しか使わない: 1冊売りを、送料を足した合計で比べる
  • 在宅の仕事で毎週印刷する: 5冊の箱。1人で運びやすく、1年ほどで使い切りやすい
  • 事務所で毎日印刷する: 10冊の箱。置き場所を決めてから注文する
  • カラーの提案書や配布資料が多い: 高白色のグループから選ぶ
  • 職場で再生紙を指定されている: 古紙パルプの配合率と適合の表示で選ぶ

迷ったら、箱で買うなら高白色の定番から、まず少しだけ試すなら高白色の1冊から始めると、どの用途にも使いやすいです。

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コピー用紙 ホワイトエコペーパー A4サイズ 1冊 500枚 高白色

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この記事が向いていない人

  • 写真や作品を鮮やかに印刷したい人(写真用紙のほうが向いています)
  • A3やB5、色のついた紙、厚紙を探している人
  • 法人で請求書払いや定期配送を使いたい人(法人向けの通販のほうが手続きが楽です)

事務用の消耗品は、ボールペンの比較や乾電池の比較でも扱っています。来客や事務所の備品には、手拭き用ペーパータオルの比較もご覧ください。

まとめ

コピー用紙は、文字中心なら標準白色、カラーや社外の資料なら高白色、環境への配慮が条件なら再生紙を選び、1年くらいで使い切れる冊数を買うのが基本です。注文の前に届け先の条件と送料を確かめ、届いたら箱の中の折れを確認して、平らに保管しましょう。1枚あたりの価格はページ上部の比較表(自動更新)で比べてください。


※ 価格は記事執筆時点の楽天市場での販売価格です。価格は変動する場合があります。