新生児用おむつは「買いすぎない」ことが最大のコツ
新生児用は、紙おむつのなかでいちばん使用期間が短いサイズです。生まれたときの体重によっては数週間で次のサイズへ移ることもあり、出産準備の段階で大量に買っておくと、そのまま使い切れずに残ります。
一方で、1日の交換回数はこの時期がいちばん多くなります。「短い期間に、たくさん使う」という特徴があるため、買い方も他のサイズとは分けて考える必要があります。
出産準備では1〜2パックにとどめる
準備段階で用意するのは1〜2パック程度で足ります。理由は3つあります。
- 生まれてくる体重が分からない(小さめなら新生児用や3S、大きめなら早々にSサイズへ移ることもあります)
- 産院で使っていたものが、そのまま合うとは限らない
- 肌に合わないことがあり、その場合は途中で変えることになります
足りなくなっても買い足せるので、先に大量に確保するメリットはほとんどありません。
1日に使う枚数の見積もり
新生児期は1日10枚前後、多いときはそれ以上使うこともあります。1パックがどれくらい持つかは、パッケージの枚数を1日の交換回数で割るとおおよそ分かります。ただしこの計算は、買い足すタイミングを知るためのものです。まとめ買いの根拠にはしないほうが安全で、サイズアウトは体重の増え方次第で急に来ます。
産院と同じものを買うかどうか
産院で使っていた商品は、退院後もそのまま使えば安心感があります。ただし産院の採用は施設の都合で決まっていることも多く、その子の肌に最適とは限りません。
しばらく使ってみて、かぶれやすい、漏れやすいと感じるなら変えて構いません。この時期は合う商品を探す期間だと考えておくと、買い方も慎重になります。
新生児期に特有の確認ポイント
へその緒が乾くまで
へその緒が取れて乾くまでは、おむつの前側がそこに当たらないようにします。前側を折り返して調整するか、へそ周りがカットされた形状の商品を選ぶと当たりにくくなります。
漏れる向きには傾向が出る
同じサイズでも、前側から漏れるか背中側から漏れるかは傾向が分かれます。前漏れが続くなら当て方の見直しを、背中漏れが続くなら丈とギャザーを確認します。おむつを替えるたびに、太もものフリルを外に出しておくのが基本です。
回数が多く、1回の量は少ない
新生児期は交換回数が多い一方、1回あたりの量は少ない状態が続きます。そのため吸収量の大きさよりも、替えやすさとかぶれにくさのほうが効いてきます。夜間も含めて何度も替えることになるので、テープの留めやすさは実際の負担に直結します。
小さめで生まれた場合
新生児用でも大きいと感じる場合に備えて、多くのメーカーは新生児用より小さい区分を用意しています。「3S」「ニューボーン」などの表記で、対応する体重の上限が新生児用より低く設定されているものです。
小さめで生まれた場合、新生児用ではテープが左右で重なりすぎたり、足まわりがぶかぶかになって漏れます。この区分は取扱いが限られるうえ、使う期間はさらに短いので、必要になってから買うもので構いません。出産前に用意しておく必要はありません。
おむつ替えの場所を先に決めておく
新生児期は1日に何度も替えることになるため、商品選びと同じくらい、替える場所の作り方が負担を左右します。
- おむつ・おしりふき・ゴミ袋を、片手で届く範囲にまとめておく
- 夜間に替える場所には、手元だけを照らせる明かりを用意しておく
- 替えたおむつを一時的に置く場所を決めておく(そのままにすると散らかります)
特に夜間は、片手で赤ちゃんを支えたまま作業することになります。取り出しやすさは商品の仕様にも左右されるので、袋の開け口が広いか、1枚ずつ取り出せるかも実際の使い勝手に効いてきます。
サイズアウトのサインを見逃さない
新生児用は小さく作られているため、限界が来るのも早いです。
- テープが左右いっぱいまで届いている
- おへそが出る
- 背中からうんちが出るようになった
- 太ももに強い跡が残る
このどれかが出たらSサイズへ移る時期です。残った新生児用は無理に使い切ろうとせず、外出用の予備として消化するほうが肌トラブルを避けられます。
かぶれが出たときの順番
- 交換の間隔を短くする
- おしりふきでこすらず、押さえるように拭く
- 乾いてから閉じる
- それでも改善しないなら商品を変える
赤みが広がる、ただれる、治らないといった場合は、市販品での対応にこだわらず小児科や皮膚科に相談してください。
まとめ
新生児用の紙おむつは、短い期間に大量に使うという特徴があります。出産準備では1〜2パックにとどめ、退院後にその子の肌と体型に合うものを探すのが、結果的に無駄のない進め方です。サイズアウトのサインが出たら、残量にこだわらず切り替えましょう。
上部の比較表では、新生児用のテープ型を1枚あたりの価格で並べています。価格は毎週自動で更新しているので、買い足すときの目安にしてください。
※ 価格は記事執筆時点の楽天市場での販売価格です。価格は変動する場合があります。