型番を確認するまで、価格を見る意味がない
替えブラシ選びは、対応するかどうかがすべてです。ここが合っていなければ、どれだけ安くても使えません。
確認の手順はこうです。
- 本体の型番を調べる:本体の底面や持ち手に印字されています。取扱説明書や購入時の箱にも記載があります
- 今使っているブラシの型番を見る:ブラシの根元やパッケージに書かれています。これが分かれば話が早いです
- 同じシリーズかを確認する:メーカーが同じでも、シリーズが違うと差し込み口の形が違います
とくに注意したいのが、同じメーカーの中で世代が変わっているケースです。新しいシリーズの本体には、旧シリーズのブラシが付かないことがあります。「メーカー名が合っているから大丈夫」と思って買うと、届いてから使えないと分かります。
メーカーをまたぐ流用は、基本的にできません。振動の伝え方そのものが違うので、形が似ていても付きません。
純正と互換品は、何が違うのか
替えブラシには、本体メーカーが出している純正品と、他社が作っている互換品があります。単価には差がありますが、違いは価格だけではありません。
純正品
- 本体との連携機能が正常に動きます。ブラシの種類を本体が判別したり、交換時期を知らせたりする機能がある機種では、これが効いてきます
- 毛の質や植毛の密度が、本体の動きに合わせて設計されています
互換品
- 単価が下がります。まとめ買いのセットが多く、本数あたりの負担は軽くなります
- 連携機能は動作が保証されません。認識されない、通知が出ないといったことがあります
- 毛の質や耐久性は商品によって幅があります
連携機能のない機種を使っているなら、互換品を選ぶ実害は小さいです。逆に、ブラシの種類を認識して動作を変える機種では、純正のほうが本体の性能どおりに使えます。自分の本体にその機能があるかどうかで判断してください。
交換の目安は、日数より毛先の状態
替えブラシは、一般的に3か月程度を目安に交換することが推奨されています。ただし、これはあくまで平均的な目安です。
実際には毛先の状態を見るほうが確実です。
- 毛先が外側に開いてきた
- 毛の色が変わる仕組みのものは、その部分が薄くなった
- 当てたときの感触が変わった
毛先が開いたブラシは、歯や歯ぐきに当たる面積が変わり、本来の当たり方をしなくなります。強く磨く癖がある人は、目安より早く開きます。 力を入れて磨いているサインでもあるので、開くのが早いと感じたら、磨き方のほうを見直す機会かもしれません。
歯ぐきの状態や磨き方について気になることがあれば、歯科で相談するのが確実です。
使ったあとの扱いで、持ちが変わる
替えブラシは消耗品ですが、扱い方で状態が変わります。
- 使ったら本体から外して洗う:付け根に歯磨き粉と水が残ります。ここが汚れの溜まりやすい場所です。電動で使う歯磨き粉の注意は 歯磨き粉の比較 で整理しています
- 立てて乾かす:毛先を上にして、水気が下に落ちるようにします。コップの中で湿ったままにしない
- 家族のブラシを触れさせない:複数人で同じ本体を使っている場合、ブラシ同士が接触しない置き方にします
- キャップは乾いてから:濡れたままキャップをかぶせると乾きません。持ち歩き用のカバーも同じです
洗面所は湿気がこもりやすい場所です。乾く環境を作れているかどうかが、衛生面でも毛先の持ちでも効いてきます。
まとめ買いの前に考えること
まとめ買いは単価が下がりますが、この商品には特有の落とし穴があります。本体を買い替えると、残ったブラシが使えなくなることです。
- 本体が古く、そろそろ買い替えを考えている:まとめ買いは避ける
- 本体を買ったばかりで、しばらく使う予定:まとめ買いが有効です
- 家族で同じシリーズを使っている:消費が早いので、大容量が無駄になりません
保管については、乾いた場所に未開封のまま置いておけば問題ありません。毛が変形しないよう、重いものの下敷きにしないことくらいです。
使い切るまでに何年かかるかを計算してから本数を決めると、買い替えのタイミングで無駄が出ません。
まとめ
電動歯ブラシの替えブラシは、本体の型番と対応シリーズを確認するところから始まります。ここが合っていなければ、価格の比較には意味がありません。
連携機能のある本体なら純正、機能がないなら互換品でも実害は小さいという判断になります。交換は日数より毛先の開き方で決め、使ったあとは外して乾かすと状態を保てます。
上部の比較表では1本あたりの価格で並べています。対応シリーズを絞ってから、純正と互換品それぞれの単価を見比べてください。
※ 価格は記事執筆時点の楽天市場での販売価格です。価格は変動する場合があります。